※内容は全て取材当時のものです
エイベックスを形成する「創る」「届ける」「支える」の仕事。「創る」ばかりに目が向いてしまうかもしれないけれど、3つが揃ってこそ作品が生まれ、アーティストが輝ける。「創る」「届ける」「支える」、それぞれの現場を引っ張る3人に、3つの関わり合いから、仕事のやりがい、3つすべてを持つエイベックスの強みを聞いた。
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「創る」 山同 達也
2002年新卒入社
エイベックス・エンタテインメント株式会社
レーベル事業本部 第1プロデュースグループ avex trax第1ユニット
マネージャー
入社から2008年まで宣伝部に所属。メディア担当として、ラジオ、雑誌、テレビへの宣伝業務や、パブリシティー対応などを担当。2008年から現職。多くのアーティストのA&R(音楽制作)を担当し、音楽原盤制作から映像なども含めたコンテンツ制作をはじめ、プロジェクト全体のプランニングも手がける。
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「届ける」 安藤 賢人
2014年中途入社
エイベックス・エンタテインメント株式会社
プラットフォーム事業本部 チケットセールスグループ セールスユニット
マネージャー
専門学校に通いながら、レコーディングスタジオで技術を学ぶ。専門学校卒業後、他社レーベルにてマネージャーとA&R(音楽制作)を経験。2014年に入社してからは、チケットの販促を行うチケットセールスグループに所属。
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「支える」 鈴木 真那
2017年新卒入社
エイベックス・エンタテインメント株式会社
事業管理本部 第2事業支援グループ 商品管理ユニット
新卒入社後、社内から発売しているすべてのパッケージ生産を担当する商品管理ユニットに配属。ユニット内ではプレス発注担当として、パッケージを流通倉庫へ納品するまでのスケジュール管理と在庫数の管理を担当。
すごい経歴だなあ(笑)。――入社の経緯と仕事のやりがい
―みなさん、今は、「創る」「届ける」「支える」ですが、最初から今の職種でしたか?
- 安藤
- ぜんぜん違うんですよね(笑)。18歳のときに音楽を始めて、仕事にしたいなと思って作曲の学校へ。でも、二ヶ月くらいで難しいなと思って(笑)、学校には籍を置いたままレコーディングスタジオでアルバイト。エンジニア修行を1年程した後、レーベル会社へ就職、そこでマネージャーとA&Rを経験しました。その後、転職したのですが、社運をかけたプロジェクトが東北の震災で全て飛んでしまって……。そんなとき、今の部署の人から声をかけてもらったんです。
- 山同
- すごい経歴だなあ(笑)。僕は新卒入社で今年17年目。学生時代はバンドもやっていたし、音楽業界を受けまくった。でも、音楽業界で内定を頂けたのはエイベックスだけで (笑)。8年くらい宣伝部を経験した後は、制作部に配属。楽曲をデモから集めて、アーティストとも相談したりしながら音楽から映像、ジャケットなどを作っています。
- 鈴木
- 私は2017年に新卒で入社、今の部署に配属されました。商品管理って、それこそ「支える」仕事だから、商品がお客さんに届くまでの一通りの流れを知ることができるんですよね。それを把握することがビジネス理解の一番の近道でもあり、今後どの部署に行っても、間違いなく役立つと思います。
―それぞれの仕事のやりがいは?
- 安藤
- チケットは、どれだけ売れたかが会場の席で見えちゃうんですよ。それが怖いところでもあり、面白いところ。武道館ライヴ1万席のチケットが売り切れて、当日会場の席も全部埋まったことがあります。コンサートが始まって、観客が盛り上がっているのを見て、感動して泣いちゃいました。「ああ、この仕事やっててよかったな」って心から思う瞬間でした。
- 鈴木
- 良品を届けることが前提ですけど、それを当たり前にこなすことは中々大変です。でも、お客さんにパッケージが届いたときがとにかく嬉しい。パッケージの売上自体は下がってきているけど、時代に合わせた企画をするのはとても楽しい。
- 山同
- 制作はとにかく生まなきゃいけない。生めない苦しさ、こだわり続ける苦しさもやっぱりあって。でも、苦しみ抜いた後に、例えば自分でデモから進めていた楽曲がドームでアーティストに歌われているって、やっぱり感動しますよ。それを聴いて感動している人を見て、明日への背中を押すものを作れたなと感じたときはもう、最高です。
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