※内容は全て取材当時のものです
やりたいことが、ハッキリしている人がいる。そこまで明確じゃない人もいる。やりたいことが、すぐにできないこともある。やりたいことを、自分で始めることもできる。やりたいことが、途中で変わることもある。本当にやりたいことが、何年後かに見つかることがある。――エイベックスって、そんなところ。
エイベックス・エンタテインメント株式会社
レーベル事業本部 第2C&Rグループ セールス第2ユニット
現在、販促担当として、アイドルグループ「わーすた」の販売戦略および国際戦略、プランニングを担当。また、制作担当として、シンガーソングライター「Miyuu」のプロデュースも手がける。
エイベックス株式会社 CEO直轄本部 新事業推進グループ
エイベックス・デジタル株式会社 ビジネスデベロップメントグループ
エイベックス・マネジメント株式会社 プロジェクト戦略グループ
シニアプロデューサー
大学院修了後、大手電機メーカー社会インフラ部門の技術営業として、プロジェクトマネジメントを経験。現在、グループ3社に籍を置き、新規事業の創出、事業化に関わる。
どのレコード会社でも、制作をやっている人は、必ず、営業・宣伝・販促のステップを踏んでいるのは知ってましたよ。でも、僕は、自分がいいと思ったものを同世代に届けたかったんです。だから、もちろん、制作希望。
で、蓋をあけたら販促に配属です。0→1やりたいって言ってたら、1→100の部署ですから、そりゃ、すねようかと。けど、まあ、すねても何も変わらないんで(笑)。
なら、自分で制作をやってやろうって決めました。エイベックスにはそういう制度があるんです。で、社内新規事業コンペにエントリー、若手が制作をするプロジェクトを立ち上げました。デジタル領域に詳しい、自分にないマーケティング視点を持った社員と、CEO直轄のチームに在籍している社員という、二人の同期に声かけて。
他にも、バックアップしてくれる先輩や同期は多かったですね。直接の業務とは関係ないのに、上司からも応援されました。
あ、販促の仕事も手を抜かなかったですよ。そこは、全力で。制作をいずれやるにあたって、ユーザーに届くまでのフローを勉強できると思ったし。
「こんな人たちがいる会社で働きたい」。そう思わせてくれた、前職在籍中の異業種交流会で出会った二人はすぐ辞めちゃった。一緒に働く夢は半年で終了です(笑)。でも、それはきっかけでしかなかったですね。
次に異動したのは新規事業を立ち上げる部署。メーカー時代もそういうことをやってたので、「自分はこういうのが向いているな」って再確認できました。今、所属している3社とも立ち上げに関わる部署なので、すごくやりがいを感じています。
人については、「ベクトルの違う人が働いている」っていう、入社前にイメージしていた通りでしたね。
所属している組織の業務や役割によってバリエーションは異なるけれど、基本的にダイバーシティ。想いの強い、エモーショナルな人と、ガチガチにロジカルな人という、一見、水と油が混在している感じです。でも、それがエイベックスの強みなんだと思います。この仕事は、「絶対このアーティストがいいんだ」って情熱はもちろん、今の時代や媒体、マーケットニーズをロジカルに考え、どうやって刺すかを考えることも必要。それに、いろんな人がごちゃっといるからこそ、コンテンツもプラットフォームもつくれます。
例えば、今うちにいる社員がノウハウやナレッジを持ち合わせていないテクノロジー領域の事業なら、もしかしたら、一年目からプロマネに抜擢されるかも。そのチャンスは大いにあると思います。